園の特徴

幼児期は、集団生活によるさまざまな体験を通して 積極性や自主性を修得すると同時に、 集団におけるルールやマナーを身につける時期です。

与えられたものをただ記憶したり、答えをみつけるための学習ではなく、 「遊び」を通して多くを学ぶことが、小学校以降の学習とは大きく異なるところです。

子どもが新しい環境に自ら積極的に関わって興味や関心を広げ、 発見することの喜びや驚きを感じることが、学びの基礎となります。
私たちは、これこそが「生きるちから」となる学びであると考えています。

また、幼稚園という集団で遊びを通して「生きるちから」を学ぶためには、 協力することの大切さや他者の心情を感じ取ったり、 お互いの心情をぶつけ合ったりすることで得られる共感性が必要です。
こうした協力することの大切さや共感性を 「思いやりのこころ」という言葉に集約しています。

 



本園の大きな特色は、幼稚園教諭を養成する保育学科を有する大阪芸術大学の附属幼稚園であるということです。
「芸術」においては、年間を通して芸大教員による音楽指導を日常保育のなかで行い、お遊戯会や4園合同音楽会という発表の機会を設けています。また造形表現においては、専門教員の指導のもと「作陶体験」を年一度、卒業記念として実施。音楽領域、造形領域ともに、幼稚園教諭は芸大教員から指導やアドバイスを常に受けながら保育を展開しています。
教員養成学科を有することで、短大保育学科や芸大初等芸術教育学科の学生との交流が持てるのも芸大附属幼稚園である魅力のひとつです。短大女子柔道部の指導者や学生との柔道遊びにより、体をぶつけ合う遊びの体験や礼儀を身につける活動を続けています。
大阪芸大グループという大きな学校法人であることから、経営基礎が安定していることも安心して子どもの教育を任せていただける要素だと考えています。芸大キャンパスを活用しての運動会や遠足など、幼稚園施設だけでは行えない行事を実施したり、白浜や信州菅平の保養施設を保護者も利用できるといった利点もあります。

 


松ヶ鼻幼稚園では、幼児期から本物の芸術や文化に触れ、豊かな心を育むことを大切にしています。そのため、音楽、お茶のおけいこ、柔道、作陶などの活動では、専門家が園児を直接指導。芸術系大学の附属幼稚園ならではの、質の高いプログラムが揃っています。もちろん日々の保育活動も吟味された内容で、年齢に応じた楽しい遊びがいっぱいです。経験豊富な保育者が、幼児教育のプロである大学教員と連携を取りながら、伸びやかに子どもの成長を促せる保育を行っています。
集団生活を送るなかで、友達や保育者と過ごす時間の楽しさ、同じ目的に向かって努力し、最後までやり遂げる喜びを感じてほしいと思っています。

  • 附属4園合同音楽会
  • 柔道(年長組)
  • お茶のおけいこ(年長組)
  • 英語活動
  • スイミング(年中・年長組)
  • 作陶(年長組・卒園記念)
  • 子どもクッキング(全園児)
  • 体育指導
  • 音楽指導